乗車可否自働判定ツール(JPNタクシー用)

危険な横向き乗車を求められたら

そのことには一切触れず「このツールで判定します」とだけ返して下さい。
相手にすると「障がい者差別だ!」と騒ぎ立てるので相手にする必要はありません。 詳しくはこちら

当ツールは、関係法令およびその他の規定を遵守し厳格に判定しています。

・道路運送法13条

・乗車拒否の構成要件と解釈指針

・労働基準法

・標準仕様UDタクシー認定要領

・トヨタ JPN TAXI 取扱書

・介助操作指標

・腰痛予防対策指針

・差別の解消の推進に関する対応指針

事前準備

角度傾斜計

(無料)
「角度傾斜計」を「AppStore」や「GooglePlay」からダウンロードして下さい。

車いす乗車の確認事項

1. 移乗が可能が聞いて下さい。

2. 車いすの確認事項「メーカー」「タイプ」「型番」を確認して下さい。

3. 車いす利用者の体重を聞いて下さい。

4. 乗降場所が駐停車禁止ではない事を確認して下さい。

5. 乗車場所が平坦な整地で、たて横5m以上あるかを確認して下さい。

6. 降車場所が平坦な整地で、たて横5m以上あるかを確認して下さい。

7. 乗降場所が歩道段差を利用できるかどうかを確認して下さい。

8. 雨や雪でスロープが滑り易い状態かどうかを確認して下さい。

9. 車両の製造年を確認して下さい。(スロープの耐荷重300kgに変更になりました)

車いす乗車の手順

1. 「女性」「高齢者」「障がい者」ならピンクの計算ボタンをクリックして下さい。

2. 「男性」ならブルーの計算ボタンをクリックして下さい。

3. 「車両製造年」が2020年1月以降でかつ300kgに仕様になっているものはチェックする。

4. 「気象条件」にチェック(雨や雪が降っている時だけチェックする。)

5. 「利用者の体重」を入力して下さい。

6. 「乗務員の体重」を入力して下さい。

7. 「電動車いす」の場合だけ「角度傾斜計」で計測した勾配を入力して下さい。

8. 「入力」したら「判定する」ボタンをクリックして下さい。

UDタクシーは「介助サービス」を提供するものではありません。

・ 当ツールの目的は、乗務員の安全確保と負担軽減です。

・ 当ツールは、車いす自体の適正および利用条件の可否を判定するものです。

・ 法律で課せられている努力義務はありませんので負担のない程度で対応して下さい。

・ 当ツールでは、無料介助の範囲で安全に乗降介助するために合理的判断をします。

・ 数値のみの判断ですので「可」「否」を客観的かつ明確に判定します。

・ 何キロまで押し上げなければならないという運用規定はありませんので、無理なく作業して下さい。

・ 何分以内にしなければならないという運用規定はありませんので、ゆっくり安全に作業して下さい。

・「電動車いす」は、重量制限内かつ登坂能力を満たし自走乗車する事が前提です。

計算方法

・ 数式:均衡重量(kgf) = 利用者と車いすの合計重量 x ( μ x cosθ + sinθ )で求めています。

・ スロープの摩擦抵抗値 (μ)は、JIS規格の規定値内で計算しています。

・ 押上可能な状態とは、均衡重量(kgf)より(介助者の体重 + 筋力)が大きい場合のみです。

・ スロープの耐荷重制限および均衡重量(kgf)を介助者の(体重と筋力)を比較演算しています。

・「女性」の場合は、平均的な筋力差分を乗じてあります。

・「高齢者」「障がい者」は、男女どちらのカテゴリーかは本人の判断です。

その他

・ 不明な点があれば、利用者のためのQ&Aをお読み下さい。

・ このツールは、認定NPO法人ディーピーアイ日本会議様にはお知らせしてあります。

・ このシステムのスマホでの推奨環境は「iOS」or「Android」です。

乗車可否自働判定ツール QRコード

乗車可否自働判定ツール