団体名 |
車いす乗車を考える会 |
運営者・参加者 |
全国JPNタクシー乗務員友の会 |
設立趣旨 |
誰もが安心して乗れる「真のユニバーサルデザインタクシー」を実現する事です。 |
設立動機 |
JPN タクシーの乗車拒否が問題になるにつれ、あまりにも一方的な報道に「乗車拒否の原因」は何かという事を検証し事実を公表する差し迫った必要性を感じたからです。 問題は、乗務員ではなく「JPN タクシー」そのものにあった。 極端な例示では、体重40kgの人が、スロープの耐荷重の200kgギリギリの残り160kg(本人+車いす重量)を14度の勾配を押し上げる事が可能なのか。 当然、自重の4倍の重量では平地でも困難です。ではどの程度まで可能なのか。 私達は、実際に何キロの重量を押し上げられるか(女性・高齢者)で検証しました。 人力だけで自分の体重以上のものを安全に押し上げるのは不可能であると結論付けました。 また逆に、体重100キロ以上の乗務員は、利用者本人の体重が重い場合、また車いすの種類によってスロープの耐荷重を超え利用不可です。 利用者(体重・障がいの程度)、車いす(重量・大きさ)、場所(広さ・勾配)、天候(雨・雪)、介助者(性別・年齢・障がいの程度)、スロープ耐荷重、全ての要素が変数で、限られた条件下でしか対応できないと言う事です。 当然、国交省でもトヨタ自動車でも開発途中では想定していた筈です。 「JPN タクシー」は、UDとして不十分で実用的要件を満たしていないのは明らかです。 しかし、国交省では恣意的なガイドラインを策定し「JPN タクシー」をUD認定しました。 当然ながら、乗車拒否の根本原因は国交省にある。 「JPN タクシー」自体が、いつでも誰でもどこでもに対応できなければ乗車拒否は後を絶たちません、UD基準の見直しとともに、JPN タクシーのUD認定を取り消す必要があります。 一方、既に日産自動車では、これを解決しています。 2020年東京五輪、パラリンピック開催が迫り、体裁だけ整えようとしている意図は理解できるが、しかし実際に、誰でも、いつでも、どこでも乗降可能でなければ何の意味もありません。 五輪より、真に障がい者の為の整備を願うばかりです。 |
事務局住所 |
東京23区・武蔵野市・三鷹市 住所は非公開 |
連絡先 |
電話番号は非公開 (メールのみ) お問い合わせはフォームからお願いします。 担当:仁科まで |
提言 |
DPI日本会議 様へ 無理な事を乗務員に要求しても無理なものは無理です。 国自旅第191号の2のような違法な通達を以て不当な要求をしたとしても、通達に法的拘束力はないし、法規に対しての優位性もなく無効です。 御会様としましても、無理やり「JPN タクシー」に乗らなければならという事ではないと思います。 また、車の座席と同じように、20Gの衝撃に耐える車いすの強度とヘッドレストが無い状態での乗車は極めて危険です。 事故に遭った時は、全て乗務員の責任にするのはあまりにも片務的で無責任です。 車いすごと乗車したいのなら、乗車可能な車いすで乗車すべきではないでしょうか。 障がい者だからという理由だけで、他人に責任を押し付ける特権がある訳ではありません。 健常者のように普通にタクシーに乗って移動したいその気持ちは十分に理解できます。 そうなるように協力して「JPN タクシー」を排除して「日産セレナe-POWER」を普及させた方が理に適うと思います。 何卒よろしくお願い申し上げます。 |